9月21日の「世界アルツハイマーデー」を含む今月は「世界アルツハイマー月間」です。
世界のアルツハイマー患者数は約5700万人。日本では65歳以上の高齢者の認知症患者数は約600万人、その内、約6~7割がアルツハイマー型認知症と推定されています。
9月25日には厚生労働省がアルツハイマー病新薬「レカネマブ」(エーザイ)の製造販売を正式承認しました。認知症を根治できる薬ではありませんが、症状の進行を抑えるという点において、患者さんやそのご家族の負担軽減に繋がる明るい話です。
「世界アルツハイマーデー」に先立ち、14日、当協会代表理事が東京都認知症シンポジウム(会場:山野ホール)に参加し、認知症の方が生きる世界を体験してきました。この貴重な体験を踏まえ、これを発展させ、認知症になる前・なった後の方々への途切れのないサポートに活かしていきたいと考えております。